たくさんのお客様に来ていただきました。
今日は、羊皮紙工房主宰の八木健治先生にお話を伺います。
羊皮紙の歴史や製造工程を通して、チェンニーニの時代に使われた支持体を学びます。
名前は「羊皮紙」ですが、山羊や仔牛の皮も使われています。
まずは八木先生に、羊皮紙の作り方を見せていただきます。
よく洗った原皮を消石灰の溶液に数日つけておきました。
参加者にも、簡単に脱毛できます。
次に特殊な形状をした剪刀で余分な脂や組織などを落とします。
中性の写本は羊皮紙に描かれています。
羊皮紙を何枚かつないで、長い経典も作られました。
きれいな装飾をして重要書類なども作られました。
展示されている卵黄テンペラ画を使った写本の支持体にも、ぜひ注目してください。
羊皮紙工房のコレクションも特別に見せていただきました。