昨年度開催された「入門編」のアンコール開催、1日でトーネットの魅力を探ります。
会場は恵比寿、プラス株式会社ファニチャーカンパニー PLUS DESIGN CROSS。
入り口でトーネットの椅子がお出迎え。
目黒区美術館の担当からご挨拶。
CREATORE with PLUSの担当からもご挨拶。今日は1日、楽しんでください。
講師の島崎信先生はオンラインでご参加です。
ワークショップ担当の石田潤先生。
まずはみんなでトーネットの椅子をじっくり見ます。
現存している最も古い家具メーカーのトーネット、創業当時から同じデザインの椅子を作っています。
近代椅子の出発点とも言える椅子、その理由を探します。
今も街中でときどき見かけるのではないでしょうか。
まずはトーネットの歴史をひもときます。
CREATORE with PLUSの木綱さんから、メーカーとしての概要をお話しします。
島崎先生からは、近代椅子の原点とも言われる理由をお話しします。
1873年に発行されたトーネットの「ポスターカタログ」。いろいろなデザインの椅子を作っていました。
グループでポスターを囲んで、ディスカッションします。
ポスターでいろいろと発見したことを発表します。
今もなお、製造を続けるメーカーの秘密が見えてきたでしょうか。
午前の最後は、別フロアのショールームへ向かいます。
現在つくられているトーネットのさまざまな家具を触ることが出来ます。
午後はいよいよワークショップ。デモンストレーションとして制作されたエンドレスチェアをミニチュアで再現します。
島崎先生から、チェアの概要をうかがいます。
写真や図面で椅子の構造を確認します。
実は、長い2本の木を曲げて作られています。
構造が確認できたら、好きな色のワイヤーを選びます。
1/10スケールで制作します。
最初は図面をよく確認して始めましょう。
手が足りないときは、お隣に借ります。
2本を組み合わせると、椅子らしくなってきました。
90分ほどの制作で、いろいろなエンドレスチェアが出来上がりました。
出来上がったものを、みんなで見ます。
オンラインで、島崎先生にも見ていただきました。
なかなかの力作が揃いました。
お持ち帰り用に箱詰めします。
今日は1日楽しくトーネットの椅子について学びました。