暑い日の午後、目白駅に集合しました。
フリーキュレーターの降旗さんのナビゲートで、画家のアトリエを見に行きます。
近隣のエリアは、画家や作家など、多くの文化人が住んでいました。
歩いて10分ほど、中村彝のアトリエがあります。
小さくて可愛いアトリエで、代表作の多くが制作されました。
本日のツアー解説は新宿区立新宿歴史博物館の守谷賢一副館長。
モダンな北側の天窓があります。
次は、佐伯祐三のアトリエに向かいます。
住宅街の中にあります。
居宅のうち、アトリエ部分が保存されています。
こちらは北壁面に大きな窓があります。
このあたりのスケッチもたくさん制作されました。
この向かいの辻が描かれていました。名残があるでしょうか。
次に向かうのは、林芙美子記念館。
斜面地の大きな邸宅です。
石段の途中に入り口があります。
山口文象が設計した邸宅です。
広い庭から、邸宅を見られます。
学芸員の佐藤さんに解説をお願いしました。
芙美子の夫は、画家の手塚緑敏。
和風のアトリエがあります。
外から見ると、窓のしつらえがよく見えます。
それぞれ雰囲気の異なる、すてきなアトリエでした。
作家の思いと歴史も伝わったでしょうか。