「秋岡芳夫全集5」の関連プログラムを開催します。
展覧会を見たあと、目黒区内の秋岡芳夫のアトリエ「DOMA」を訪問します。
まずは担当学芸員が、展示をご案内します。
秋岡芳夫は目黒区内に在住していた工業デザイナーです。
デザイナーという肩書きでは伝えられないほど、さまざまな仕事をしました。
今回は、「KAKデザイングループ」での仕事を特集しました。
1950年代半ばから、さまざまな工業デザインの仕事をしました。
ラジオやカメラ、露出計やオートバイ、見覚えのあるものがあるでしょうか。
金子至、秋岡芳夫、河潤之介の3人でつくったグループです。
それぞれのメンバーのお仕事もご紹介します。これは金子至さん。
「つくること」が身近な様子もお伝えします。こちらは、河潤之介さん。
展示を見た後は、みんなで「DOMA」を訪問します。
目黒区内の住宅街に向かいます。
静かな住宅街の中にあります。
ちょっと不思議な建物です。
現在もご家族がお住まいです。
中は広くて居心地の良い空間です。
ご長男の秋岡陽さんから、お話を伺いました。
箱家具の中には今も、手作りされた竹とんぼがたくさん入っています。
秘書をされていた増田さんから、先生の人となりやこだわりを伺いました。
秋岡芳夫の創造の秘密が感じられたでしょうか。