春のワークショップは「美術を見る・知る」III。
今日は美術館の建物を探訪します。
準備室開設から30年、開館当初から美術館を知る学芸員がご案内します。
まずは「美術館」についてお話しします。
その後、いよいよツアーに出かけます。
最初に建物の外観の特徴を見ておきます。
建築設計のコンセプトは、「邸宅のような美術館」。
いろいろなところに、ちょっとした仕掛けがあります。気付いていましたか?
美術展示では照明もポイント。この展示室は外光を入れることができるようになっています。
空調はこの壁の裏から空気を送っています。
展示室にはさまざまな展示に対応できるように、さまざまな仕掛けがしてあります。
展示室にはそれぞれ特徴があり、全く違った雰囲気にすることもできます。
ワークショップ室のスツールや作業机などは、使いやすいものをオリジナルでつくりました。
展示室の使い方の実例をいくつかご紹介します。
隠し扉を通って、いよいよバックヤードツアーに出かけます。
普段は乗れない作品搬入用の大きなエレベーターに乗って移動します。
一般の来館者は入れない地下に向かいます。
地下には大きな機械室があります。
めったに入ることのできないバックヤードもツアーしました。「美術館」を知ることができたでしょうか。