貴重なお話と実演でした。
  • 今日は表具と和額について学びます。
  • 講師は高橋持法堂工房の高橋章先生。
  • 最初に掛け軸を見ます。
  • 掛け軸は、さまざまなパーツで構成されています。
  • 菊池容斎「夜 鯉之図」です。
  • 絵画だけでなく、軸の構造をよく見ます。
  • 繊細な手作業で仕上げられています。
  • 表具には、さまざまな道具を使います。
  • 使い込まれた道具を持って来ていただきました。
  • 具体的な使い方を丁寧に説明します。
  • 表具にはさまざまな裂地も使います。
  • さまざまな色や柄の裂地から、絵画にあったものを選びます。
  • 今日は基本の作業工程を実演します。
  • 表具の基本は、糊を使って仕上げる「張り」の作業です。
  • 裏打ちの前に絹本を湿らせておきます。
  • 紙に糊を塗り、絹本の裏に貼ります。
  • 板に貼り付けて、乾かします。
  • 続いて、紙本や裂地の裏打ちを実演します。
  • 50年先、100年先を見ながら作業をします。
  • 丁寧な職人の作業を見せていただきました。
  • 休憩時間も参加者の質問に答えていました。
  • 後半は和額について学びます。
  • 高橋先生が制作した和額を展示室で見ます。
  • 丁寧な作業が、作品を生かします。
  • 和額は、組子という格子状の骨組みに紙を貼っていきます。
  • 何層もの下張りをして仕上げていきます。
  • 古い額の裏も、何枚も張り合わせてありました。
  • 保存を考えながら、絵画をより良く見せるための表具を仕上げます。
  • 貴重なお話と実演でした。