• 美術の《解体新書》シリーズ、絵画編3では油彩画の模写と修復を取り上げます。
  • フランドル絵画と藤田嗣治の作品を中心にしたセミナーです。
  • 講師は修復研究所21所長の渡邉郁夫先生、アシスタントは山之内克子さん(神戸市外国語大学教授)です。
  • 修復作業の基本をうかがいます。
  • 実演をまじえて、お話しします。
  • 絵具の基本は顔料。今日は白い顔料をいろいろ試してみます。
  • 麻布に白い顔料を油で溶いて塗布します。顔料によって色も透明度もずいぶん違います。
  • フランドル技法の模写を実演。今日の油彩画の技法とはずいぶんと違います。
  • 先生が研究を続けている藤田嗣治の作品修復についてお話しします。
  • さまざまな分析を通して、作品のオリジナリティーを考えます。
  • 先生が修復された藤田嗣治の作品を展示室で見ました。
  • 藤田の場合、ポイントになるのはタルクという白い顔料でした。
  • 模写を通して、画材や技法を確認します。
  • 藤田の技法を知るために、たくさんの実験もしました。
  • 藤田の描いたテクスチャーやディテールをどうやって再現するのか、さまざまな文献や資料にもあたります。
  • 白い顔料の使い方をフランドル絵画の技法と比較します。
  • 常にオリジナルに近づけるように修復作業は進められます。
  • 少しでも絵の見方や楽しみ方が広がると良いですね。