連続講座の「絵画の基本/絵具とメディウム」の4回目、いよいよ最終回です。
4回目は、前回までの総括として「植本誠一郎40年の研究成果」についてうかがいます。
今日も、たくさんの人が参加しました。
日本大学非常勤講師、元ホルベイン工業株式会社東京営業所研究室長 植本誠一郎先生
化学者として、絵画材料の関わりから、お話が始まりました。
さまざまな絵画技法には、それぞれの材料と特徴があります。
植本先生のまとめられたデータを元に、油絵具の特性を考察します。
さまざまな分析結果がまとめられています。
植本先生の解説をうかがいながら、絵具の特性を考えます。
植本先生は、油彩の原点と言える絵具を追求した「油一(ゆいち)」を、東京藝術大学と開発しました。
絵画で扱われる「水と油」についても、これからも研究が続きます。
三吉ウエマツの上田社長は、日本の「色」にこだわります。
ラピスラズリの顔料を使って焼いた天目茶碗を拝見しました。
充実した講座でした。
最後に、講座中に作成したサンプルを、じっくり見ます。