4回目のデザインキャンプです。
今回はネルソン展開催中の目黒区美術館でキャンプしました。
デザインジャーナリストの藤崎圭一郎先生からお話をうかがいます。
ネルソンの著書、「How to See」を学びます。
グラフィックデザイナーの色部義昭先生からは、ブックデザインを学びます。
たくさんの見本を見ながら、「本のイメージ」を広げます。
持ってきてもらった「赤いもの」を見せてください。
いろいろな「赤」が集まりました。
グループに分かれて床に並べます。
いろいろと意見を出しながら、並べ方を決めます。
どのように並べるか、ということが「編集」という作業です。
次回は写真を使ったビジュアルブックを制作します。
まずは個人のテーマやタイトルのアイディアを出します。
ディスカッションしながら、それぞれのテーマを探ります。
1日目の最後に、個人のテーマを発表しました。
2週間後の2回目のキャンプ。
それぞれのテーマにそって写真を集めてくるのが宿題でした。
まずは材料になる写真のプリントを床に並べます。
たくさんの写真を「編集」して、本のかたちにまとめます。
アシスタントの草壁さんが、版下の作成と、製本の方法を説明します。
版下になる台紙を確認します。
編集方針を先生と相談します。
レイアウトを先生と相談します。
写真を台紙に貼っていきます。
写真の大きさ、ページ内のレイアウト、トリミングなど、試行錯誤して版下を仕上げます。
タイトルと作者名も表紙にレイアウトします。
指定通りに両面コピーして、丁合、二つ折りにして製本します。
たくさんのビジュアルブックが出来上がりました。
最後にみんなで作品を見てみましょう。
ページをめくることで、世界が広がります。
作者の世界がよく伝わります。
見せ方で世界観が違って見えてきます。
熱心な講評が続きます。
出来上がった本は白いケースに収められました。