2日間、紙と香りを考えます。
本からは、いろいろな匂いがします。
講師の美術家 井上尚子先生。
ゲスト講師、嗅覚研究の白須未香さん。
参加者に渡された香りのペンダントをお互いに嗅ぎ分けてグループを組みます。これ何の匂い?
早速、図書館に本の匂い探検にでかけます。
本の内容や文字でなく、匂いを嗅ぎ分けて本を選びます。
何の匂いでしょう。
一人数冊ずつ本を選び、借り出してきました。
白須さんから、匂いについて基本的な知識を学びます。
試料を嗅いでみると、選んだ本の匂いの正体が、少し分かるかも…。
選んできた本の匂いをみんなで分析してみます。
くんくん。
くんくんくんくん。
本の匂い情報をワークシートにそって整理してみます。
1冊につき、1枚の匂い解析シート「解読香」ができました。
自分で選んだ本の中から、1冊をチョイス、言葉カードをつくります。
まずは選んだ本をみんなに紹介します。
「解読香」シートをもとに、1冊の本を10枚の「言葉カード」にまとめます。
たくさんの言葉カードができました。
2日目は、いよいよ本の匂いを使った「読香」というオリジナルのゲームに挑戦します。
まずはグループで使う10冊の本の匂いを覚えます。
アイマスクをしたら、読み元が合図を出しながら、10冊の本を回します。
手触りと匂いを確認します。
1冊の本を順番にまわして、匂いと手触りで、本を確定し、記憶します。
くんくんくん。
10冊を嗅ぎ終わったら、アイマスクを外します。 記憶した10冊の本の匂いを頼りに、言葉カードを選びます。
並んだカードを順番に読むと、偶然に出来た文章に面白い世界観が出てきます。
並んだカードで、回した本も分かります。 答え合わせをすると、パーフェクトの人もいました。
2日間、本の匂いを使って、いろいろと楽しんでみました。